子宮
子宮って不思議な臓器ですね。
外部から直接触れることができる唯一の臓器です。
子宮は妊娠とともに大きくなります。
避妊時の子宮はだいたい60g、鶏卵よりちょっと大きいくらいです。
それが分娩予定日近くになると、3キロもの赤ちゃんが入るくらい大きくなります。
厚みも出てきます。
子宮筋という筋肉でできているのですが、人間の臓器で短期間にこれほど成長するものはないです。
すごいですね〜
でももっとすごいのは、分娩が終わってからです。
出産後の子宮。
あれほど大きかった子宮はどうなってしまうか、考えてみてください。
子宮は児の娩出とともに一気に収縮します。
収縮することで子宮内壁に付着していた胎盤が剥離します。
胎盤が剥離するということは、子宮内壁の血管が剥き出しの状態になります。
それが収縮することによって血管がギュッと圧迫されて止血します。
良くできてますね!
収縮が弱いと大出血します。
弛緩出血(しかんしゅっけつ)と言って、昔は弛緩出血が原因で死亡した人が大勢いました。
児が娩出すると多少お腹の皮はぶよぶよしてますが、もとの体型に戻るのが普通です。
でも、出産後も妊娠中と同じような体型の人いますよね。
あれ、「自腹」です。
太り過ぎです。ヽ(´ー`)ノ
気をつけましょ〜〜
*この文章は 2002/12/03 の Diary に書いたものです。
処女膜
今さら処女膜について…とも思うのですが、きちんと理解していない方もいらっしゃるようなので書いてみます。
「膜」という表現がどうも思い違いの原因になっているようですね。
処女膜というのは、膜は膜なのですが膣壁をぐるりととり囲むような粘膜なんです。
なので通常は中央が開いています。
でないと、生理の出血が出てこれませんよね。
処女でも指が1〜2本入るくらいの穴(?)は開いているんです。
タンポンを挿入することを考えてもらえば、わかるかしら?
まれに病的なもので処女膜閉鎖があります。
これだと月経血が膣内にたまってしまうので、外科的処置が必要になります。
処女膜強靭症というのもあります。
この場合も程度によっては外科的処置が施される場合があります。
性行為がある場合の話ですけど。
処女膜が破れるというのは、1枚の平べったい膜が破れるのではなくて膣壁を取り囲んでいる粘膜(いわゆる処女膜)に亀裂が入ることです。
イメージ的に…肛門が切痔になるようなもの?と考えてもいいかもしれません。
んーーーと、表現の仕方が難しいですね。
処女膜は最初の性行為で破綻します。
その時に出血を伴うことが多いです。
粘膜がメリメリって破られるのですから、しばしば疼痛を伴います。
しかし、個人差があるので柔軟な処女膜だったり開口部が広かったり、挿入されたペニスが細かったりすると出血を見ない場合もあります。
また、過激な運動(体操など)で処女膜が破れる場合もあります。
処女じゃなくても性行為で膣壁から出血することがあります。
膣口の大きさ以上のペニスが挿入された場合などに起こります。
膣分泌液の問題もありますね〜
なので、出血の有無・疼痛の有無で処女かどうかを判定するのは誤りです。
一度破れた膜はほとんどの場合再生しませんが、長い間性行為がなかったりすると出血や疼痛を伴う場合があります。
出産を経験した場合は、処女膜はすべて破綻します。
直径10cmの大きなもの(赤ちゃんの頭)が通過するのですから。
婦人科医も処女を診察(内診)するのはやはり抵抗があるようです。
最初に挿入されるものがクスコー(内診をする時の機械)っていうのも、女性にとっては悲しいですよね。
「処女」については、視点が違ってくるので、機会があったらまた別の場で書きたいと思います。
*この文章は 2002/11/29 の Diary に書いたものです。
おっぱいの良し悪し
とても良いおっぱいに出会うとうれしいです。
乳房がおわん型で大きさは片手で覆えるくらい。
乳頭の長さが約1cm、乳頭の直径も約1cm。
乳頭の硬さもソフトで、理想的なおっぱいです。
もちろん、赤ちゃんにとってですよ!!
このくらいのおっぱいが一番、吸わせやすいんです。
あまり大きいのはみかけ倒しのことが多いです。
すごーーい巨乳の人がおっぱいが張ってくると、それはもうつらいですね〜
張ってるけど、あまり母乳が出ないっていう人はホントかわいそうです。
マッサージをしてできるだけのケアをしますけど、赤ちゃんに助けられることが多いです。
赤ちゃんに吸ってもらうことで随分楽になるんです。
巨乳の妊婦さんが肩こりがひどくて…っていうので、おっぱいを持ってあげたんです。
持ってあげたって言い方、分かりにくいかな?
んっとーーおっぱいの下に手をあてて持ち上げてみたんです。
そしたら、「あーーー楽です!!」って。
いったい何キロあるんだか。
扁平乳頭の人は苦労します。
陥没乳頭はもっと大変です。
補助乳頭をつけたり、搾乳したりしてがんばらないとですね。
私の勤めている病院では初回授乳を生後2時間で行います。
余裕があれば、出産直後に授乳させる時もあります。
赤ちゃんってすごいですね〜
生まれてすぐに何も教えなくてもおっぱいを吸うんですから。
人間ってやっぱ哺乳類なんだなーってつくづく思います。
*この文章は 2002/10/10 の Diary に書いたものです。